小山町立小山中学校

　１年生は、音楽と美術を組み合わせた特別な取り組みを行いました。テーマは「魔王」。まず、音楽の授業でシューベルト作曲の『魔王』を鑑賞し、表現された物語を感じ取りました。次に、美術の時間に、聴いた音楽から受けた印象やイメージをもとに粘土作品を制作しました。制作中も音楽を流し、音と形のつながりを意識しながら表現を深めました。その後、制作を通して膨らませたイメージをもって、音楽の時間に再び音楽を聴くことで、最初に感じた印象との違いや新しい発見をしていきました。この「行ったり来たり」のプロセスを通して、生徒たちは音楽と美術の世界をより深く理解し、自分なりの表現を追求することができました。作品には、一人ひとりの感性が光っています。ぜひご家庭でも、どんなイメージを持って制作したのか、お子さんに聞いてみてください。