小山町立小山中学校

　現在20代目となる「チームさきがけ」のメンバーが、「小山中ソーラン」の練習に励んでいます。1月11日（日）、小山町はたちの集いで踊りを披露します。当日は、かつてこのチームで汗を流した先輩方も会場にお越しになることと思います。先輩方が築いた伝統を胸に、精一杯の演舞をお届けしたいです。

　３年生の英語の授業です。英語の歌を歌っている生徒たちの様子を見ていると、なんと廊下からサンタクロースがやってきました！サンタから渡されたカチューシャや帽子を身につけ、生徒たちは笑顔で授業を続けました。ほんのちょっぴりクリスマス気分を味わえる、楽しいひとときとなりました。

　本日６時間目は、各学年が「総合的な学習の時間」に取り組んでいました。１年生は、地域の商店街のお店を紹介するポスターづくりに挑戦し、工夫を凝らしたデザインでお店の魅力を発信しようとしていました。２年生は、学年委員を中心に今後の活動について話し合いを行い、よりよい学年づくりに向けて意見を出し合う姿が見られました。３年生は、入試に向けた面接練習に取り組み、緊張しながらも真剣な表情で質問に答える姿が印象的でした。
　それぞれの学年が目標をもって活動する姿に、成長を感じる時間となりました。

　２年生の国語では、漢詩の学習をしていました。「春望」の「家書万金に抵る」という一節が取り上げ、作者である杜甫がこの詩を書いた背景を踏まえ、なぜ家族からの手紙を「万金」に値するほど尊いものと表現したのか、当時の心情を考えました。

火災を想定した避難訓練を行いました。火災の場合、避難時にハンカチやマスクで口を覆い、煙を吸わないように低い姿勢で素早く避難することがポイントになります。多くの生徒が真剣に取り組み、スムーズに避難できました。一方で、緊張感を保つことの難しさを感じる場面もありました。訓練だからこそ、真剣に取り組むことが重要です。非常時に自分の命を自分で守るためには、日頃から安全な行動を身につけておく必要があります。日頃やっていることが、いざという時に自然に出ます。今後も安全な行動を身につけるために、訓練を重ねていきます。

　２年生の音楽では、オペラ『アイーダ』を鑑賞しました。生徒たちは、音色や旋律に注目しながら鑑賞し、気づいたことを出し合い、オペラの魅力ポイントを探しました。
　『アイーダ』は古代エジプトを舞台にした壮大な物語で、場面ごとに異なる音楽の表情があり、登場人物の気持ちや状況が旋律や響きで豊かに表現されています。授業では、『アイーダ』だけに使われる特別なトランペットがあることを知り、普段のトランペットとの違いに驚く姿が見られました。このトランペットは、長いまっすぐな管を持ち、明るく遠くまで響く音色が特徴で、凱旋行進曲の華やかさを演出します。「楽器にもこんな工夫があるんだ」「音楽だけで気持ちが伝わる」という発見をしながら、オペラの魅力にふれる時間となりました。

　２学期も残りわずかとなりました。学校では、清掃を通して、学びの場を整えることを大切にしています。この日も、生徒たちはそれぞれの分担場所で清掃に取り組んでいました。隅々まできれいにしようとする姿はとても頼もしく感じます。
　来週からは「重点清掃」を行います。これは年末の大掃除と同じように、普段手が届かない場所までしっかりときれいにする取り組みです。２学期の締めくくりとして、一人ひとりが「本気」で清掃に取り組み、気持ちよく新しい年を迎えられるようにしたいです。

　５組、生活単元学習の様子です。これまで、生徒たちはたくさんのことを自分たちで決め、挑戦してきました。「何を作りたいか」を考えるところから始まり、設計図づくり、木材選び、長さを測って切る作業、釘打ち、ニス塗りや色付けまで、一つひとつの工程を自分の力で進めてきました。難しい場面もありましたが、あきらめずに前に進む姿に、「よし、がんばれ！」といつも応援していました。
　完成した作品は校内に展示する予定です。ぜひ楽しみにしていてください。

　本校の卒業生であり、現在プロ野球・楽天イーグルスで活躍されている鈴木大地選手が、母校に帰ってきてくださいました。講話では、どのように夢を抱き、努力を重ねてきたのか、そしてプロ野球選手としての挑戦や辛さ・不安をどう乗り越えたのかについて、実体験を交えながら語っていただきました。
　「中学時代を考えると、野球が好きだから、続けるためには頑張らなければいけないと思ってやってきた。嫌いなことや苦手なことにも挑戦し、頑張れるようになることが大切。好きなことでも、時にはきつくなることがある。そんなとき、過去に嫌いなことや苦手なことを頑張った経験が必ず支えになる。」「周りの人への感謝の気持ちをもつこと。家族や周りの支えがあったからこそ今の自分がある。」など、生徒たちはもちろん、私たち教職員にとっても、胸に響くお話でした。
　生徒からの質問にも一つひと丁寧に答えてくださいました。大地選手の誠実であたたかな姿を、生徒たちは尊敬と憧れのまなざしで見つめていました。
　この講話をきっかけに、生徒たちが自分の将来に向けて前向きに考え、目標に向かって努力する姿勢を育んでくれることを願っています。私たち教職員も、生徒の夢を応援し、共に歩んでいきたいと思います。

　明日はいよいよ、プロ野球鈴木大地選手によるキャリア講話が行われます。今日の昼休みは、鈴木選手からお借りしたユニフォームやバット、スパイクを見る特別な時間を設けました。トップアスリートの道具を間近に見る機会は、なかなかありません。明日の講話も楽しみです。